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■東工大COI「地球インクルーシブセンシング研究機構」の活動ビジョンを継承し新たに2022年4月、「EISESiVコンソ-シアム」をスタートしました。
■旧東工大COI「地球インクルーシブセンシング研究機構」のHPはこちら

ご挨拶

 今人類は、人口増加と経済発展による、食料・エネルギー・環境・高齢化等の大きな問題に直面しています。 今までのように、病気や事故が起こってからの事後対応、農薬や肥料に見られる過度な予防を続ければ、高いコストや環境負荷により破たんする可能性があります。  従いまして、これからは不都合の事態を未然に予測検知しフィードバックすることにより、低いコストで事前に対処することが望まれます。 具体的には、地球上のあらゆるものをセンシングし、AI処理により低コストで必要なタイミングで必要な情報として知らせる。 即ち今まで人が主に能動的に情報発信していたものに対し、地球上の動植物、環境、構造物全てからの「声なき声(サイレントボイス)」を人間社会に伝えることが重要となります。 また人へのフィードバックは助けを必要としている人への個々の行動を促し、結果、夫々の個人が常に誰かから必要とされている、という社会を促す可能性があります。 "地球インクルーシブセンシング"では単にICTによる技術の開拓だけではなく、人々やコミュニティー等、社会へのフィードバックをどのように行うか、という課題にも取り組んでいます。  私たちの持つ最先端のセンシング技術と超低消費電力メモリ・ロジック、AIエッジといった基盤技術とともに地球環境との共存共栄を図る社会の実現に向け、参画企業と参画教員が一丸となって研究開発に取り組んで参ります。

  • 廣井 聡幸
    リーダー
    廣井 聡幸
    ソニーグループ株式会社技監
    東京工業大学工学院 特任教授 兼務
    ソニーグループ株式会社でエッジコンピューティング デバイス・システム技術開発に従事
    第38回 電子情報通信学会業績賞(2001年)
    IEEEメンバー
  • 若林 整
    サブリーダー
    若林 整
    東京工業大学 大学院 修士課程修了、NEC(株) (MIT (2000-2021))とソニー(株)を経て、東京工業大学 工学院 電気電子系 教授 (地球インクルーシブセンシング研究機構 機構長(2018年4月-2022年3月), 評議員 (2022年4月-2023年6月)), 2023年7月より東京工業大学 科学技術創成研究院 集積Green-niX+研究ユニット 教授。JST/さきがけ「情報担体」研究総括、日本MOT学会 理事、IEEE/EDS/VLSI Technology & Circuits Committee Chair、応用物理学会・電子情報通信学会・エレクトロニクス実装学会各会員、博士(工学)

お知らせNEWS

2023.11.02
第2回EISESiV・iSyMsコンソーシアム合同シンポジウムを10月30日に東京工業大学 大岡山キャンパスで開催いたしました。多くの方が参加していただきましてありがとうございました。
2023.05.22
EISESiVコンソーシアムの令和4年度事業報告書を公開しました。
2023.05.08
当拠点の若林拠点長がGenralChairを務めますIWJT23(The 21st International Workshop on Junction Technology)が6月8~9日に京都大学で開催されます。
2023.04.18
EISESiVコンソーシアムに株式会社インフィネット様が参画されました。
2022.12.15
EISESiVコンソーシアムにエブリム株式会社様が参画されました。
2022.11.15
EISESiVコンソーシアムに富士通セミコンダクターメモリソリューション株式会社様が参画されました。
2022.10.19
EISESiV・iSyMsコンソーシアム合同シンポジウムを10月19日に東京工業大学 大岡山キャンパスで開催しました。
2022.08.30
第4回全体会議を開催いたしました。またEISESiVコンソーシアムに株式会社イーグリッド様が参画されました。
2022.07.29
第3回全体会議を開催いたしました。
2022.06.30
第2回全体会議を開催いたしました。
2022.05.26
第1回全体会議を開催いたしました。
2022.04.01
COIプログラムの活動成果をもとに新たにEISESiVコンソーシャムとして、活動を開始いたしました。

本コンソーシアムのビジョンVISION

~ “地球インクルーシブセンシング"が目指す社会 ~

 今人類は、人口増加と経済発展による、食料・エネルギー・環境・高齢化等の大きな問題に直面している。 今までのように、病気や事故が起こってからの事後対応、農薬や肥料に見られる過度な予防を続ければ、高いコストや環境負荷により破たんする可能性がある。  従って、これからは不都合の事態を未然に予測検知しフィードバックすることにより、低いコストで事前に対処することが望ましい。 具体的には、地球上のあらゆるものをセンシングし、AI処理により低コストで必要なタイミングで必要な情報として知らせる。 即ち今まで人が主に能動的に情報発信していたものに対し、地球上の動植物、環境、構造物全てからの「声なき声(サイレントボイス)」を人間社会に伝える。  言い換えればICTを人類の枠から拡張し、これらのサイレントボイスに耳を傾け、声なき存在を身近に感じることにより、地球環境との共存共栄を促すことでもある。  尚、情報のフィードバックにおいては自動化に頼らず、敢えて人にフィードバックすることを我々は主眼としたい。 これにより、助けを必要としている人への個々の行動を促し、結果、夫々の個人が常に誰かから必要とされている、という“明るく助け合う社会”を促す可能性がある。  従って“地球インクルーシブセンシング"はICTによる技術の開拓だけではなく、人々やコミュニティー等、社会へのフィードバックをどのように行うか、という課題にも取り組まなくてはならない。

本コンソーシアムの活動ACTIVITIES

コンソーシアムビジョンに基づいたサイレントボイスの発見による社会課題の解決を目指し、 会員相互の情報共有、技術融合、研究開発促進、それらの社会実装を目指した課題の共有、ビジネスモデル立案のための調査、を行う場を提供致します。 そのために、参加教員の最新研究の報告やノウハウをコンソーシアムで共有し、企業からのニーズの提供等自由に議論して頂きます。 会議や知財のマネジメントについては、規約と契約に則り経験豊富な技術スタッフが担当しますので、お任せください。 監査は東工大が行うシステムになっております。

本コンソーシアム活動は将来の社会課題の発見と解決を目指しており、社会実装にあたっては企業様にとっての新規ビジネスの可能性を秘めたものとなると考えます。 ぜひEISESiVコンソ-シアムをご活用ください。

本コンソーシアムの組織ORGANIZATION STRUCTURE

集積システム材料産学連携コンソーシアムは、以下に示す組織から構成されます。

組織構成

大学会員ACHAMEDIA MEMBERS

  • 東京工業大学
  • 北陸先端科学技術大学院大学
  • 信州大学
  • 大阪国際工科専門職大学

参加機関募集INVITATION

本コンソーシアムに入会をご希望される機関及び研究代表者の方は、右の問い合わせ先までご連絡ください。

問い合わせ先

EISESiVコンソーシアム事務局

knc.info_atmark_knc.titech.ac.jp
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