「信州大学農学部に東京工業大学COIサテライトの設置」に関する記者会見
次世代型家畜生産技術の研究開発プラットフォーム設立キックオフ・シンポジウム後援
信州大学農学部は、JST COIプログラムの一環で、東京工業大学『サイレントボイスとの共感』地球インクルーシブセンシング研究拠点のサテライトとして参画いただくこととなりました。 信州大学農学部竹田謙一准教授を中心に「動物のサイレントボイスとの共感」をテーマとした研究開発に取り組みます。 本件に関する記者会見を5月25日に信州大学農学部にて行いました。 その模様は日本経済新聞(信越版)、信濃毎日新聞、長野日報、日本農業新聞にて紹介されました。
また、地域畜産産業の発展と技術革新の活性化のため、農林水産省関連の「知の集積と活用の場」産学官連携協議会の研究開発プラットフォームの一つとして、 「次世代家畜生産技術の研究開発プラットフォーム」が信州大学農学部を事務局として設立されました。 これを機に5月25日に信州大学でキックオフ・シンポジウムが開催されました。
このプラットフォームは、組織、分野、地域等の垣根を超えて連携し、新たな商品化・事業化を目指して共同して研究開発に取り組むオープンな活動母体であり、 動物行動学に基づき、アニマルウェルフェアを向上させる家畜飼育に関する技術、および乳牛や肉牛等の生命現象を分子・細胞・生体・環境レベルで解明し、 効率的な家畜生産に関する技術、等を会員メンバー間にて共有し、イノベーションを目指します。
キックオフ・シンポジウムでは、ポスターセッション、「酪農家おもてなし牛乳」試飲の後、小原プラットフォーム総括プロデューサー、 芳賀農研機構主任研究員、米倉信州大学准教授、竹田信州大学准教授より、講演がありました。 竹田謙一准教授からは、アニマルウェルフェアの紹介、集約畜産飼育の現状、アニマルウェルフェアと畜産の生産性の関係が説明され、 東京オリンピックに向けた伊那谷からの挑戦のメッセージが出されました。参加者130名を得て大きな期待が寄せられていました。
記者会見 シンポジウム講演 ポスターセッション
記者会見
シンポジウム講演
ポスターセッション